発達障害の特性もあり、以前は周囲の言葉に「じゃあ、それにする」と深く考えず同調して物事を決めてしまうことが多かった息子。岩谷学園への進学も、体験授業での「パソコンが面白い」「少人数がいい」という理由だけで決めてしまったように見え、親としては「本当にこれで良いのだろうか」と大きな不安を抱えてのスタートでした。
しかし、入学後の成長はそんな不安を吹き飛ばすほど驚くべきものでした。担任の先生が息子の長所を細かく見極め、的確なアドバイスをくださったおかげで、息子は自ら「進学する!」という目標を掲げました。そこからの勉強、生活態度、行動力の変化は目覚ましく、親の私が驚くほどの早さで逞しく成長していきました。
先生方は、進路の相談はもちろん、本人が自身の苦手なことを自覚し、その対処法を学べるよう、些細な悩みにも根気強く寄り添ってくださいました。その支えがあったからこそ、3年間落ち着いて物事に取り組み、最後の夏休みには初めてのボランティア活動にも挑戦することができました。入試直前には、担任の先生をはじめ、生徒会担当の先生、そして校長先生までもが、面接練習や願書作成に親身になって協力してくださり、無事に合格を勝ち取ることができました。
また、コロナ禍という困難な状況下でも、先生方が工夫を凝らして学園祭などの機会を作ってくださったことにも感謝しています。少しずつ自立へと向かう子供たちの姿に、親としては寂しさを感じつつも、私自身も「子供との適切な距離感」を学ぶことができました。
岩谷学園で過ごした時間は、親子共々成長させていただけた、かけがえのない充実した3年間でした。改めて、この場をお借りして先生方に深く感謝申し上げます。





